2020年05月

2020年05月28日

リアウィンドウ 前編

gt1
リアウィンドウに、リアクォーター部分と3本のラインをFRPで作ろうとしていることは前述した。これだけのことで、マックィーンぽさが随分増す。とは言えFRPを綺麗にカットするのは結構大変で、超音波カッターでは歯(刃)が立たず、ルーターのダイヤモンドカッターを使用した。
gt4
あと、トランクとのチリ。開けて最初の方で1mmぐらいになるので、下部のパテは薄めにしなければならない。もちろんマックィーンも、ディズニーのデモカーもトランクはないのだが、巨大スポイラーを付けても問題なくトランクが使えるというのは、この車では重要ポイント。

gt2
前回とは違って厚付けにはラクーダパテを使用。びっくりするぐらい研磨作業が楽になった。薄付けも硬いパテだとそこが残ってしまうので、同様に柔らかいソフト99の薄付けパテを使用した。

gt3
プラサフを塗ったところまで進んだ。「カーズ3で事故した後の色だ」と子供に言われた。その通り。プラサフ仕様、トミカはないけど、レゴはあったね。
これをもう少し研磨して、塗装に入る。


wadahironet at 16:39|PermalinkComments(0)カーズ 

2020年05月13日

マックィーンのリアスポイラー 前編

shikomi0
新型コロナによる自粛の期間を活かして、いよいよ巨大リアスポイラーを作ることにした。既成品のダックテールを補強・拡大(黄色ライン)して装着しようという計画。海外から安く輸入したダックテール(たぶん日本で高く売られているモノもこれと同じだと思うが)、両面テープとリベッターだけではとても信用できない(飛んで行きそうな)ので、補強金具とM10ボルトをFRPで埋め込んで(ピンクの円内x4か所)、200km/h対応にしようと。リアビューカメラもスポイラー中央に移動して、バックミラーの風景をより自然にする。あくまで合法的に日本の公道を走れて、仮にサーキットを走ってもパーツが飛んでいかない強度を目指す。あとヤン車やバニング風にならないように注意する(失礼)。まぁ派手な外観ながら、絶対にエアロが擦るとか外れるとかしたくないので、そこはビビって細心の注意を払う。

42501
何もない内側にボルト留めできるステイを4か所FRPで作成、ここしかない!という4点でしっかり固定できて、リベッターが不要なぐらいの強度が出せた。これが一番の不安点だったので、気分は5合目。

42502
残っていた断熱材で芯を作成。本来のマックィーンのウィングは平板だが、RX-8のリアはRがついている(まぁ最近の車は普通そうなっている)ため、そこにマックィーン風のスポイラーを付けるとなると、めっちゃ3Dの、言わば「だまし絵」的なデザインになる。昔よくあったエリマキトカゲみたいなダックテールではなくて、単に曲げるだけでなく、平面ぽく見えて、どの角度からも破綻のないようにしなければならない。

512
いよいよFRPを貼る作業。ガラスクロスとガラスマットを交互に貼っていくことにした。

wing4
まずは一回目、から大失敗(ToT) スチロール用樹脂を塗らなくても大丈夫だろうと高を括っていたが、予想以上に断熱材が溶ける溶ける。ボコボコになってしまった‥‥。まぁ、これは後に引けないので先に進む。

516
ガラスクロスは胸像の土台で使い慣れてるけど、ガラスマットは使ったことがないので練習がてらリアクォーターの部分と3本のラインを製作。スポイラーは4~5枚重ねて強度を出した(既にまぁまぁ重い)。が、先の失敗で波打ってる部分も多いのでパテによる成形が大変そう‥‥。

511
この、何て呼んだらいいのかわからない棒の穴(x5)もパテで覆う前に空けておいた。

wing2
いよいよパテ盛り。まぁ凹凸が多いので予想通り大変だわ。めっちゃ重くなりそう。

wing
毎朝5時起きで8時まで、数日塗ったり磨いたりしてようやくここまできた。

wing3
複雑な3D構造のため、あまりサンダーが使えず、サンドペーパー#60の手作業がほとんど。後編へ続く。




wadahironet at 17:08|PermalinkComments(0)カーズ