2019年05月
2019年05月30日
マックィーンの口 #5 舌②
前回の続き。裏面にアクリル板を曲げてステーを作った。
で、ようやく塗装。ホイールのクリア塗装の時とは逆に艶消しに仕上げるため、下地のスプレーパテは磨かずにブツブツ感を残しながら塗装した。
一応、当面の口はこれで完成(別のバンパーでもっと大きな口を製造中)。舌があるだけで、一気にライブ感が出る。
少し白を噴いてリアルさを出している(あまりリアル過ぎると気持ち悪いのでほどほどに)。
艶消しクリアも、艶にならないようにザラザラ感を維持しながら塗ることができた。
しつこいが、もちろん走行中はナンバープレートを掲示している(電動格納式)。
2019年05月29日
マックィーンの口 #4 舌①
前回の続き。ざっくり紙粘土で作った上にFRPを貼って土台に。
で、そのFRP土台の上に彫塑用粘土を盛っていったのだが、ちょっと作業ができずに二日ほど経ったらバリバリにひび割れてしまった‥‥。この粘土、毎日少しずつ作業するのには向いてないみたい。
やっぱり僕は紙粘土。
メリット‥‥安い、軽い、匂わない、原型を留めたまま保管できる、
デメリット‥‥ひび割れる(が彫塑用粘土ほどではない)、表面を滑らかにするのが難しい(が不可能ではない)、再利用できない。細かい造形には不向き。
一般的に原型に使われないが、慣れているので。写真を撮り忘れたが白の普通の安い紙粘土を使用しており、写真は石膏型用にサフを塗った後。
で、ガーゼを使いながら石膏型を取る。
型ができたら、内側にFRPを貼っていくのだが、
離型剤を塗り忘れ、しかもゲルコートなしで作ったので、表面は凸凹‥‥。薄付パテで補修すればいいぐらいに仕上がる妄想だったのだが、中失敗。しかしまぁ、リアスポイラー製作のいい練習になった。
原型、石膏型ともワンオフでもう使えないので、まずは厚塗りパテで補修することに。ひたすら磨いて
凸凹を薄付けパテで修正して、さらにスプレーパテまで塗ったところ。舌②に続く。
2019年05月22日
2019年05月20日
マックィーンの口 #2 歯の試作
口を作るためのバンパーに付いていたグリルを外したので、これをくり抜いて「歯」を試作してみようと。普通にFRPで作って白く塗るのが常識的だと思うが、塗装で「歯」の感じが出せるかどうかが微妙なところなので、半透明のアクリルを曲げてどうなるか試してみる。
アクリルは三次元に曲げないといけないので、ビニールハウス用の鉄パイプ(200円程度)とヒートガンを使って曲げる練習をした。これが難しい‥‥。1mmの板を350℃ぐらいでジワジワ曲げて、曲がったらエアーで冷やす感じ。400℃だと凸凹になり易い。
半透明のアクリルは裏が透けて接着面が見えてしまうのので、薄いグレーのプラサフを塗ってみた。端切れで試してみたが、白だと白すぎるし、黒だと黒ずんだ感じになる、当たり前だが。FRPに白塗装よりも歯のエナメル感は出るけど、綺麗に曲げるにはまだまだ精進が必要。グリルを芯にして被せているので、強度的にはは高速走行でも問題なし。
バンパーを外す作業はネットに詳しく載ってるので楽勝、感謝。
上が口を大きく開いている途中(本番用)のバンパーで、下が今回外したオリジナル。
本番用のバンパーに付ける予定の電動格納ナンバープレートを一旦オリジナル側に移植。リモコン受信機はエンジンルーム内のヒューズBOXに取り付けた。配線は特に難しいことはなく、常時電源に接続すればOK。
グリル開口部の形状がオリジナルのままでそれなりにマックィーンぽく見えるので、やっぱりRX-8はベースの素材に適していると思う。本番用の大きな口では、もっとリアルな口と歯の造形にするので、しばらくはこれでお許しいただきたい。
ナンバーの格納はあくまで撮影用。公道では常にナンバーを掲示する。